指揮者の仕事術
『指揮者の仕事術 』光文社新書(伊東乾著)と言う本を読み凄く面白かった
プロフィールには作曲家・指揮者で東京大学大学院の准教授と書かれているが私は失礼ながら知らないお名前だったので「どんなんかな(・・?」程度に思って読んでみたけれど「へぇ~こりゃ為になる~」って事が沢山書かれていた。
若い頃に副指揮をされていた経験談とか、ベートーヴェンの第9の宗教的な事とか、外国のオペラ劇場の音響について、人間の耳に聴こえる音の事。。とかワクワクしながら読みました☆
音楽の事にとどまらず会社経営の社長さんに指揮者をたとえて書いてある所が心憎いです
例えば「芸術家はみんな個人経営のベンチャーなのです。創造の戦略を巧みに立て、自分の持てる能力をすべて投入して夢を実現してゆく。そんな”仕事術”として、音楽造りのプロセスはさまざまなヒントを与えてくれます。」
指揮者で作曲家でもあるバーンスタインさんと会われた時の事も人間味が溢れていてドラマに惹き込まれます(^^♪
音楽をやっていない方にも参考になる興味深い本です。
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